土のう土器/Sandbag Ware

2017

fired clay

土砂を入れた土のう袋を型取り、粘土を詰めて素焼きした。2014年広島で起こった大規模土砂災害の被災地に行った際、何千個と積まれた土のう袋の山が印象的だった。一時的に難をしのぐために作り出された災害現場の形を焼き物という縄文時代から続く原始的な造形物に置き換えることで、風化していく災害の記憶を固定しようと試みた。

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